『共創』による建設DXの未来~建設業界の取り組みとBuildeeの役割~
建設業界では、深刻化する担い手不足を解決する手段として、
いまDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に普及しています。
いま、この広がりをさらに加速させるために、『業界全体に役立つ技術を「共創」し、本業領域の「競争」に生かす』という考え方が広まってきています。
当カンファレンスでは、建設業界全体の生産性や魅力を向上させる取組み、将来構想、およびBuildeeが共創するサービスを事例を交えてご紹介します。
株式会社リバスタ
代表取締役
高橋 巧
2022年4月1日よりイーリバースドットコムはリバスタに社名を変更しています。
創業時は電子マニフェストサービスを提供する会社であることを印象付けるため、社名をあえてサービス名と同一にして普及促進を行ってきました。
その後、BuildeeやBANKENなどのサービスを展開し、更なるサービスの展開を計画する中、これまでの社名に窮屈さを感じ、社名を変更するに至りました。
これを機に、建設業をはじめ社会に貢献することを目指し、建設現場ICTプラットフォームを実現、多角的な事業展開を図りたいと考えています。
本セッションではご参加の皆様へ御礼申し上げると共にBuildee事業の基本方針、および本企画の趣旨についてご説明申し上げます。
株式会社リバスタ
営業本部
本部長
新門 晃二
Buildeeは「調整会議」、「労務安全」、「入退場管理」の3サービスを利用する元請がおかげさまで合計400社を突破しました。
建設現場で毎日行われる調整会議の作業間連絡調整や入退場管理、安全書類作成などに必要な機能を網羅しており、調整会議は完工高トップ100社中70社が採用するなど、急成長しているサービスです。
このセッションではBuildee全体および「調整会議」「労務安全」「入退場管理」「進捗・歩掛」の4サービスの概要をご説明し、併せてBuildeeの強みや導入効果もご紹介します。
西松建設株式会社
DX戦略室 DX企画部 DX企画課
課長
小原澤 義久氏
西松建設はBuildeeを用いたデジタル化を2022年8月に全現場で開始しています。
ただし、2018年の導入からそこに至るには、様々な課題解決へのアプローチやサポート体制の構築が必要でした。
これらの取組みはデジタルで実現する西松建設の目指す姿「西松DXビジョン」に繋がっています。
このセッションでは、西松DXビジョンにおいてBuildeeをどのように活用していくか、および業界全体が良くなることを目指す改革についてお話ししします。
東亜建設工業株式会社
経営企画本部 DX推進部
部長
中野 亘氏
東亜建設工業は、土木・建設部門の共通安全管理システムをBuildeeに1本化する取り組みを進めています。
この1本化は、Buildeeと他社サービスを様々な面から比較・検討し、現場で試行した上で選定しています。
本セッションでは、具体的な比較・検討項目や内容をご紹介した上で、選定するにいたった理由をご説明します。
共立建設株式会社
工事統括本部 i-コンストラクション推進室
舟木 周次氏
共立建設では、現場管理の更なる効率化を目的に2019年にBuildeeの導入を決定し、2020年より運用を開始しています。
ただし、導入後に現場で定着するまでには様々な課題が発生し、その度に解決してきた積み重ねがあります。
本セッションでは、共立建設がBuildeeを定着させるために行った様々な活動やサポート体制の仕組化、CCUS連携に向けた取り組みなどをご紹介します。
建設RXコンソーシアム
会長
伊藤 仁氏
建設業界では、将来の担い手確保や生産性及び魅力向上が喫緊の課題となっています。
この課題に対応するには、ライバル会社として各社が競合関係にありつつも、現場の資材搬送・清掃といった付帯作業などを「協調領域」と位置付け、各社の保有技術や知恵を結集して早期にロボットやIoTアプリ等の導入を実現することが重要です。
本セッションでは、会員である各社が共同で研究開発に取り組む様々なロボット、機械装置、ソフトウェア、IoT技術を実例と共にご紹介します。
一般財団法人建設業振興基金
本部長
長谷川 周夫氏
建設キャリアアップシステム(CCUS)は運用開始から3年半。おかげさまで技能者の3人に1人に登録いただくなど、建設業界のプラットフォームとして着実に活用が進んでいます。
本セッションでは、CCUSの最新の利用状況と、国土交通省等におけるCCUS関連施策の新たな動き、Buildeeをはじめ民間の事業者様との連携による建設DXの推進、普及促進・使い勝手の向上に向けた、CCUS運営主体としての当財団の取り組みについてご紹介します。
芝浦工業大学
教授
蟹澤 宏剛氏
建設業就業者数は年々減少しており、建設工事を担う建設技能者は若年層の割合も低く、業界全体で担い手の確保と処遇についての取り組みが必要となっています。
建設業で働く価値を高めるにはどうしていくか、そこに参加する建設技能者が報われるための制度をどうしていくべきかを、様々なファクトから論じることが重要になります。
本セッションでは、担い手確保が困難な理由から始まり、その解決の方向性を、CCUSや技能者向けポイントといった例とともにご紹介します。
株式会社大林組
DX本部 本部長室
部長
堀内 英行氏
大林組では、建設現場の周辺環境の保全と作業の円滑化に貢献する工事車両管理支援システム「FUTRAL(フュートラル)」を昨年開発し、その成果を確認しました。
この度、リバスタ様と大林組は双方の強みを活かし、FUTRALをベースとした建設業界における工事車両管理サービスの展開や普及・標準化を目的として、新規サービスの開発に取り組んでいくことで基本合意しました。
本セッションではFUTRALの開発経緯とその機能、更に今後の予定についてご紹介いたします。
株式会社竹中工務店
技術本部 知的財産部 活用展開グループ
シニアチーフエキスパート
吉田 真悟氏
建設現場の業務効率化アプリ「位置プラス」シリーズは、位置認識プラットフォームと業務アプリからなる現場の業務効率化を支援するサービスです。
位置認識と工事情報を連携させる技術によって建設現場の業務時間の削減に貢献します。
位置プラスは2022年4月よりBuildeeと協業を実施しており、共同開発や販売提携への取組みを進めてきました。
このセッションでは、位置プラスシリーズの概要や主な商材をご紹介すると共に、Buildeeとの協業や今後のサービス構想についてもお話しします。
株式会社リバスタ
事業本部
本部長
東 修平
リバスタは「『つくる』の現場から、世界を変える。」ことをミッションとしています。
お客様との心頼と共創を大切に、現場に適したサービスを提供すると共に、他社様との協業や情報のオープン化にも取り組むことで、建設現場の効率的で働きやすい環境づくりをサポートします。
本セッションでは、当社の具体的な取り組みや将来構想を「他社様との協業」「情報のオープン化」「サービスレベルの向上」「心頼と共創を大切にしたサービス提供」の5つの軸からご説明します。
名称 | Buildeeカンファレンス2022 |
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日時 | 2022年11月16日 15:00~17:20(予定) 2022年11月17日 15:00~17:45(予定) |
会場 | オンライン生配信 |
参加方法 | 専用の参加お申込フォームにて要事前エントリー |
参加費用 | 無料 |
対象者 | 元請・建設業界・報道関係の方 |