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「Buildee」のリバスタと「工程’sオラーリオ」のウェッブアイ、 連携に向けた共同研究開発契約を締結

 株式会社リバスタ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:高橋 巧)と、プロジェクトマネジメント分野の各種サービスおよび専門ソフトウェアを提供する株式会社ウェッブアイ(代表取締役社長:森川 勇治)は、「Buildee」と「工程’sオラーリオ」の連携に向けた共同研究開発の契約に合意しました。
 「工程’sオラーリオ」の工程表データと、「Buildee」の工程計画データおよび日々の作業予定・実績データを連動させることで、現場を映したリアルタイムな工程・進捗管理や歩掛把握の実現を目指します。

 

 

 「工程’sオラーリオ」で作成する全体工程表・月間工程表等に含まれる、工種・作業場所・作業日程等の工程計画データと「Buildee進捗・歩掛」や「Buildee調整会議」のデータを併せて活用可能にすることで、シームレスな工事進捗や歩掛の管理、および計画と実績の差異の把握等の実現を目指します。
 現場では難しい工程表の作成や作業員情報の登録をオフィスで行い、オフィスでは把握できない現場のリアルな進捗や作業時間の情報は現場で行うことで、ストレスなくリアルタイムな工程管理を可能とするシステムの開発を進めていきます。

 

■ 共同研究開発の経緯と目的

建設業界の人手不足克服のため、生産性向上は喫緊の課題

 建設業では、技能労働者の担い手不足、時間外労働の上限規制の適用等の理由から、建設現場の生産性向上が重要な課題となっています。この課題解決のため、建設現場では、「必要な作業員数が確保されているか」、「工程表通りに工事が進んでいるか」、「作業員の歩掛は良好か」など、工事の進捗を正確に、効率的に把握できる体制づくりが求められています。

リバスタ・Buildeeの強みや課題

 リバスタでは、複数の大手ゼネコンからのアドバイスや協力の下、建設現場の工事進捗と歩掛を効率的に把握できる新サービス「Buildee進捗・歩掛」を開発・提供しています。このサービスは、元請会社が登録した工程計画データと、協力会社の職長が「Buildee調整会議」に入力した作業予定・実績データを連動させることで、効率化を実現しています。その一方で、工程計画データの修正・更新をさらに効率化することが求められていました。

ウェッブアイ・工程’sオラーリオの強みや課題

 ウェッブアイのサービスや製品は、プロジェクトマネジメントおよび計画管理に関するほぼ全てを網羅しています。特に、工程表作成ツール「工程’sオラーリオ」は操作性が高く、作成と同時に全ての工程情報がデジタルデータで保持されるため、計画変更や更新、シミュレーションなども容易に行うことが可能です。 その一方で、日々の実績や歩掛の管理には別のサービスとの連携が必要であり、工事日報システムがもたらす作業別の出面情報を計画の変更や立案に再利用する仕組みが求められています。

 

■ Buildeeについて

 建設現場施工管理サービス『Buildee』は、「建設現場における施工管理業務をサポート」するWEBサービス(クラウドサービス)です。日々の調整会議における作業間連絡調整や入退場管理、安全書類作成などの機能をすべて網羅したオールインワンのサービスです。

・サービスサイトURL:https://service.buildee.jp/

 

■ 工程’sオラーリオについて

 高い操作性と工程情報のデジタル化を同時に実現できることを特長とする、国産のプロジェクトマネジメントソフトウェアとしてはトップシェアを誇る工程表作成ツールです。工程計画のデジタルデータを各種基幹システムや製品と連携させた、包括的なプロジェクトマネジメントシステムの構築や運用支援の提供も得意としており、大手ゼネコンを中心に業界を問わず2,400社以上に導入されています。

・プレスリリースURL:https://www.webi.co.jp/management/product/kouteizu/

 

■ 関連リリース

イーリバースドットコムが安藤ハザマ・戸田建設・西松建設 ゼネコン3社協力のもと、「建設現場の進捗・歩掛管理サービス」を開発!(リバスタ・2022年5月19日)
ウェッブアイ オラーリオクラウドプラットフォーム(OCP)」を12月下旬リリース(ウェッブアイ・2021年12月8日)