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お知らせ ニュースリリース 入退場管理

Buildee、建設現場のための入退場管理アプリ『顔レコ』を正式リリース

 株式会社リバスタ(東京都江東区、代表取締役 高橋 巧、以下 当社)は、このたび建設現場の施工管理サービス『Buildee』の入退場管理アプリ『顔レコ(以下、当機能)』を2022年1月16日に正式リリースしたことをお知らせします。
 当機能は、iPadやiPhone等のiOSデバイスを利用し、どのような建設現場でも入退場・就業履歴を手軽に記録・反映することを可能にします。

 パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下「パナソニック」)の世界最高水準の顔認証クラウドサービス『KPASクラウド』との連携により実現しています。

 

 

開発の背景

 慢性的な労働者不足が喫緊の課題である建設業では、建設現場の省人化・省力化が強く求められています。これらの推進には技能労働者の職務経験や過去の就業実績の把握が不可欠ですが、従来の「紙媒体での集計や整合」では多大な業務負荷がかかる問題があります。
 この問題を解決し、現場運営の効率化を図るため、「顔認証による正確かつスムーズな入退場管理」を検討する建設事業者が増えています。

 当社ではそのような業界の課題やお客様からのご要望にお応えするため、手持ちのiOSデバイスを利用した、顔認証による手軽な入退場管理を可能にする、当機能を開発・リリースしました。

 

Buildee入退場管理アプリ『顔レコ』の特徴

・建設現場の設定だけで利用可能

 当機能は、建設現場の入退場管理サービス『Buildee入退場管理』と連動しており、お客様の利用現場を設定するだけで利用可能です。簡単な操作、シンプルな画面レイアウトを実現したことで、デバイス操作に不慣れな方でもすぐにお使いいただけます。

 

・従量課金制による低コスト運用

 当機能は、顔写真の登録と入退場数に応じた従量課金制であり、顔写真登録は1枚当たり月額10円、入退場数は1日1人で当たり10円です。従来、このようなサービスは利用有無を問わず月額課金される場合が多く、無駄なコストがかさむ問題が発生していました。当機能は例え1日の入退場者数が少ない現場や、時期によって稼働する人数に増減がある現場であっても、入退場数に応じて費用が発生するため、省コストで手軽にご利用いただけます。

 

・CCUSへ就業履歴を自動反映

 当機能を利用することで、「建設キャリアアップカード」をカードリーダーにかざすことなく、技能労働者様の就業履歴が建設キャリアアップシステム(CCUS、運営主体:(一財)建設業振興基金)に自動反映されます。
 技能労働者はカードを常時携行する必要が無くなり、入退場時のカードのかざし忘れ等による各システムへの就業履歴の登録漏れを抑制・防止可能です。

 

・様々な運用シーンに対応可能

 当機能は元請け職員の手持ちのiPadやiPhone等のiOSデバイスにインストールすることで利用可能なため、iPadを設置しての認証や、朝礼時に作業員の顔写真を撮影するなど、建設現場の様々な運用シーンに合わせて対応可能です。

 

パナソニックの「顔認証」技術について

 パナソニックの「顔認証」技術は、ディープラーニングを応用した世界最高水準の顔認証技術です。顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。
 パナソニックは、これまでにも空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで、顔認証技術を応用したシステムを展開しており、1日10万回超の固有の顔認証を達成してきました(パナソニック調べ)。今後も、世界最高水準の顔認証技術と現場での使いやすさを追求し、お客様との実証実験を重ねて実現したUXデザインとの融合により、安全・安心かつ効率化することに貢献してまいります。

 

・パナソニックの顔認証クラウドサービス『KPASクラウド』について
https://biz.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition-cloud-service